洒落にならない怖い話まとめぽぽぽ・・・

怖い話にはいい話もあるんだよ?

古い神社

僕が以前住んでいたアパートの話なんですが、僕が引っ越す 

きっかけとなった出来事です。 

僕のアパートは山の中のかなり古い二階建てのアパートでした。 

もちろんトイレは共同で、風呂なんか付いてません。 

僕の部屋は二階の一番奥の角部屋でした。 

窓からの眺めも悪く、っていうか外は森みたいな雑木林で、 

昼間でも日当たりは悪かったです。 

僕の部屋は大学から近くて、よく溜まり場みたいな感じになっていました。 


その日も普通にサークルの友達が来ててゲームとか麻雀してたんですが、 

夜遅くなってしまい友人A(男)とB子(女)とC子(女)は、僕の部屋に泊まることになったんです。 

まぁ次の日は休みだしいいかなと。そのまま大体2時くらいまで麻雀とかしてましたが、 

ちょっと飽きてきたのかB子が「肝試しでも行く?」と言ってきました。 

僕もオカ板来るくらいのオカルト好きなので即おk。 

Aも乗ってきて、残りはC子なんですが、 

彼女はいわゆる天然キャラで「私霊感あるからあんまり行きたくない」と、 

あんまり乗り気じゃなかった。結局、夏の風物詩ってことで半ば強制的に連れてく事にしました。 



390: 387 2005/10/27(木) 13:30:45 id:Sl4d6efh0

肝試しの場所は僕のアパートの裏、森の入り口って感じの獣道があり、 

その奥はどうなってるのか行ってみる事にした。 

興味はあっても全員びびりなので4人で一緒に行くことにした。 

ライトは一つしかなく、先頭の僕がライトを持ち僕の肩に捕まるように、 


僕・B子・A・C子 


てな感じで前の人の肩を持って獣道を歩いていました。 

実はこの森、僕のアパートと逆の方から行くと頂上には古い神社があります。 

皆はこの事を知らなくて、「森を歩いてたらいきなり神社に着いたら驚くかな」と思い、 

僕はあえて皆には言いませんでした。 

夜行くと獣道ってものすごく分かりずらくて、何回も道を見失いそうになったが 

僕はさりげなく皆を神社方面に誘導しました。 

僕のアパートから神社までそう遠くはなく、多分歩いて10分くらいだと思う。 

もうすぐ頂上に着くかなと思い、僕はみんなの驚く顔を楽しみにしました。 


391: 387 2005/10/27(木) 13:31:19 id:Sl4d6efh0

「ストップ!ちょっと待って!」いきなりAは叫びました。 

みんなサッと後ろを振り向き、「えっ?なに!?」 

A 「C子がいないんだけど!」 

僕 「はぁ?おまえの肩持ってたんじゃないの?」 

A 「(C子が)手ぇ離したと思って後ろ向いたらいねーんだよ!」 

B子「えっ!?それってマジやばくない!?」 


僕たちはC子の名前を呼びながら森から出ることにしました。 

森の中でC子は見つかりませんでした。 


僕たちはアパートの前まで戻り、かなり焦りながらどうするか決めました。 

結局、僕とAがもう一度山に入り、B子は僕の部屋で待機という感じになった。 

僕とAは再び森の入り口に来て、いざっ・・て時にAの携帯が鳴りました。 


392: 387 2005/10/27(木) 13:31:56 id:Sl4d6efh0

B子です。C子が僕の部屋の前にうずくまってるとの事。 

僕とAは胸を撫で下ろし、アパートに戻りました。 

部屋の前でC子が泣いていて、それをB子が慰めていた。 

とりあえず部屋の鍵を開け、C子が泣き止むのを待ちました。 

C子は「ごめんね、ごめんね」と呟きながら部屋の隅でうずくまっていた。 

10分程してやっとC子は泣き止みました。 

「なぁ、途中で帰るのはいいけど、せめて何か言ってくれよ」 

Aは少しイラついた様子でC子に言った。 

C子「ごめん・・・、ヒック・・・でも私ちゃんと戻るって、言ったよ・・・」 

A 「聞こえなかったら意味ないでしょ」 

C子「私・・・大きい声で・・・言ったのに・・・、それに」 

C子「私、森には入ってないよ・・・」 


僕達は背筋がゾッとしました。 

A 「・・・はっ、何言ってるの・・・?オレの肩ずっと持ってたじゃん!!」 

C子「森に入る前・・・に嫌な感じがして・・・それで入るのやめたの・・・」 

B子「ちょっと、もうやめてよ!!」 

B子が突然きれて会話は途切れました。 

気まずい雰囲気が続き、結局そのまま寝て、次の日みんなは帰宅しました。 



393: 387 2005/10/27(木) 13:33:06 id:Sl4d6efh0

その日、Aから電話が来ました。もちろん昨日の事に関してです。 

A「なぁ(僕の名)、昨日の事どう思う?」 

僕「さぁな?一瞬びびったけど、どうせどっちか嘘ついてんだろ?」 

A「いや、オレは嘘ついてねえよ」 

確かにAは意味の無い嘘はつかないやつだった。 

A「・・・・、あのな・・・オレ森の中で一度だけ後ろを見たんだ」 

 「・・・その時C子は確かにいた。けどな・・・」 

 「その時、C子がニタァって笑ったんだ・・・。」 

 「・・・目とかつり上がってるように見えた・・・まるで狐に憑かれてるみたいに・・・」 


その古い神社には狐をまつっている、いわゆる稲荷神社でした。終わり